ほんの少しだけ家計を節約できればマイホームづくりを
成功させることが可能です。一緒に考えてみましょう。
家計を節約してマイホームづくり
生きたお金を上手に使う
節約とは、ケチケチと出費を削ることではなく「ムダを省く」
ことです。マイホームづくりを成功させるには無理せず生きた
お金を上手に使うことが大切です。
予算を切り詰めるか、借り入れを増やすか
「将来が不安だから家を建てる予算を切り詰めたい」という声を
よく耳にします。例えば、住宅会社から出たプランと見積が
300万円の予算オーバーだったとします。
ここで予算に合わせるために建物を小さくしたり、グレードを
下げたりしては、夢が台なしになってしまいます。
理想のわが家を中途半端にあきらめるのではなく、ローンの
借り入れを300万円増やすことをお勧めします。
借り入れを増やすのは不安？
ローンを300万円増額すると、35年返済では毎月の返済額が
約１万円増えることになります。月額１万円といっても30日で
割ってみれば１日当たり333円の節約ですから、ほんのちょっと
家計を見直せば楽に捻出できるのではないでしょうか。
理想のマイホームを手に入れるためには、お金にも
気持ちにも「無理」をしないことが大切なのです。
家計簿でお金の動きをチェック
わが家の収支を見直すことからスタート
家計のムダを省くにはまず収入と支出をチェックし、手取り収入を
知ることが大切です。ここで参考例の給与明細を見てみましょう。
給与から所得税や社会保険料など様々な項目が天引きされていますが、
これらを差し引いた金額が手取り収入になります。
次に支出ですが、これは家計簿に１ヶ月に使ったお金を書き出す
ことで何にたくさんお金を使っているのか、わが家の支出の傾向を
知ることができます。
固定費と変動費
支出には毎月支払額がほぼ一定の「固定費」と、使い方によって変わる
「変動費」があります。
節約といえば食費や日用品など、我慢や努力
次第で節約できる「変動費」に目を向けがちですが意外にも
住居費、車輌費、生命保険料、通信費などの「固定費」の方が
わずかな見直しで大きく節約することができるのです。
