家づくりの基礎知識

風水と住まいの関係

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家相のポイントを押さえておこう

今回は「風水と住まいの関係」について解説をしたいと思います。
「風水」ってズバリ何のことでしょうか。聞いたことはあるけど
「よくわからない」という人も多いと思います。

風水とは・・・

「風水」とは4千年も昔に中国で産まれた環境学です。
当時は人間の命や国家の盛衰には、大地の「気」、すなわち、自然のエネルギーの
影響がとても大きいと考えられていました。気は「風」に乗って広がり、「水」に
よって集められる、という法則に人々は気づき、そこから「風水」という言葉が
生まれたといわれています。

よい「気」を集めるためには

よい「気」を集めて、身の回りの生活環境を整えよう、というのが風水の基本的な
考え方です。では、よい「気」をめぐらす4つのポイントを解説します。

私たちの環境の中で重要なのが、生活の場となる住まいです。長い時間をすごす家を
よくすることが、家族の幸せにつながる、と考えるのは自然なことでしょう。
風水で大切なことは、家の中に「気」を停滞させないことです。家の中によい「気」
がゆきわたると、運気もあがります。
では、よい「気」をめぐらせる、つまり運気が
グーンとあがる4つの風水的行動のポイントを解説します。

運気が上がる4つの行動

1.湿気のあるよどんだ空気が室内にとどこおっていると運気があがるどころか、
病気になってしまいます。部屋をよく換気して「気」を循環させましょう。

2.雑多な物が床に散らかっていたり、大きな家具が空間を占領していると、「気」が
部屋の中をスムーズに通れません。障害物をとりのぞき「気」の通り道をつくりましょう。

3.不要なものや余分なものをためこんでいたり、汚れやホコリが目につくようではよい「気」
も悪い「気」に変わってしまいます。不要なものや余分なものを思い切って捨てましょう。

4.よい「気」は清潔な場所に宿ります。だから家の中を清潔に保つように掃除を徹底しましょう。

よい「気」が心地よくめぐるポイントは
「部屋の換気」「空間の片付け」「不要品の処分」「こまめな掃除」の4つです。

「五行」と「ラッキーカラー」

風水の基本となる考え方に「五行」があります。
「五行」とは、世の中のあらゆるものを「木」「火」「土」 「金」「水」という五つの要素、
つまり五つの「気」に分ける考え方です。この五つの「気」は互いに影響を及ぼし合っていて
相性良好な「相生」と相反して対立し力を弱めて合う「相剋」に分けられます。

五行相生・相剋の関係

五行の「相生」とは「気」が互いに生かし合う関係をいい、風水では良いとされる状態です。
五行の「相剋」とは気が攻撃する、あるいは攻撃を受けるという相性の悪い関係をいいます。
ということは「相生」と「相剋」の二つを上手にコントロールしバランスを整えることで
運が開けるということになります。

五行に見るラッキーカラー

では次に「五行」に見るラッキーカラーについて解説をします。
五行の五つの「気」のすべてを誰でも持っていますが、一人ひとり、そのバランスが異なり
ます。生まれた季節から、自分の五行バランスのうちどの「気」が強いのかを知ることが
できます。そして、自分の五行がわかったら欠けている「気」を補うには何色がいいのかが
わかります。それがその人のラッキーカラーです。持ち物や服装などにラッキーカラーを
取り入れて、運気をアップしましょう。

色彩と運気

では次に色彩のパワーについて解説をします。
色彩にはパワーがあります。これをインテリアに上手に取り入れると自分自身に力が
湧いてきたり、望む方向への道が開けるかもしれません。

たとえば、もっとお金持ちになりたいと願うなら、黄色やゴールドをインテリアの
一部に取り入れましょう。人間関係をよくしたいと願うなら、寛容さや社交性の
パワーを持つオレンジをインテリアに活かしてみましょう。
クッションやカーテンなど、アクセントとして使うのがおすすめです。

よい「気」が流れる土地を選ぶには

では次に土地の吉凶を知ってよい「気」が流れている土地の選び方について解説します。
土地の「気」はそこに住む人に大きな影響を与えます。
家を建てるときは、よい「気」が流れている土地を選ぶことが大切です。
よい「気」が流れている土地のポイントは、日当たりや風通しがよい土地、地盤が
安定している土地、水はけがよい土地。この3点が特に重要です。そのほかにも
道路との接し方、土地の形、近くの川や山によっても、「気」の流れが影響されます。
自分で土地に立ってみて、落ち着いた気持ちになれば、よい「気」が流れている証拠です。

よい気の流れている土地の例

画像ように1.東南の角地、2.南側が開けた土地、3.四角い形の土地、
4.カーブした道路の内側の土地などはよい「気」の流れている土地といえます。

「気」が流れている土地はなんとなく人間の肌で感じることができますよね。
それを証拠に、土地を選ぶときにその土地を見て第六感が働くことってよくあります。

では次に、良くない土地とはどんな土地でしょうか。
よくない土地は、1.まわりより低い土地、2.高い山や川に近い土地、3.三角形の土地
4.T字路の突き当たりの土地です。これらのよくない土地にもそれぞれの解決策があります。

よくない土地とその解決策

土地を選ぶときは、その土地の前歴に注意することが大切です。
たとえば病院の跡地だったり、前に住んでいた一家が離散していたり、何らかの事故
物件である、と言う場合は、よくない気がたまっているので注意しましょう。よい
土地を選ぶと言っても、相続した土地などは選ぶことができません。そんな場合は
多少の問題があってもそれに対応し少しでも住みやすい土地に変える必要があります。

新しいマイホームを手に入れる場合だれもが家族の幸せを願います。自然界の「気」を
取り入れる
ことによって体も気持ちも明るくなるものです。しかし、よい気を取り入れ
られない凶相の家は
幸せを望めないのでしょうか。そんなことはありません。風水の
ポイントを知ることで常に
風水的なケアを行なうことが家づくりでは大切だと思います。

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