土地と地盤研究会

地盤改良にひそむ危険

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安全な地盤づくりに必要な地盤改良

今回は「地盤改良にひそむ危険」について話をさせていただきます。

地盤改良工事によって発生する土壌汚染

軟弱な地盤を改良するための工事にはいくつかの方法がありますが、セメント
と土を混合させて施工する「表層改良工法」や「柱状改良工法」によって発生する
土壌汚染が深刻な問題となっています。

有害物質「六価クロム」

土とセメントを混ぜると化学反応を起こし「六価クロム」という有害物質が
発生する危険があることをご存知でしょうか?

有害物質六価クロム

「六価クロム」とはアスベストと並ぶ二大発ガン性物質として国際がん研究
機関(IARC)にリストアップされている非常に危険な物質です。

実は、六価クロムの発生メカニズムについては、いまだに解明されていません。

セメントは水と化学反応を起こして固まります。この時、普通は水和反応物
が六価クロムを閉じ込めてしまうので有害物質が発生することはありません。
しかし、土の中に水和反応を邪魔する性質が含まれる場合には、本来閉じ
込められるべき六価クロムが溶け出してしまいます。

セメント系改良土から溶出する六価クロム

「土質の違いによる六価クロムの溶け出し率」の試験結果によると、
火山灰質の土質での溶け出し濃度が最も高いことがわかります。

六価クロム中毒

では、六価クロム中毒とは、どのような症状を示すのでしょうか。
六価クロムの代表的な中毒症状として鼻中隔穿孔という病気があります。
症状としては、右の鼻の穴と左の鼻の穴の間にある壁に穴が開くという
もので労働衛生上の問題として広く知られています。
また、その他にも、がんや皮膚・気道障害を示すことが知られており
これらの症状は六価クロムが強い酸化力を持つためと考えられています。

2000年3月、国土交通省が公共工事において、地盤改良へのセメントの
使用に関して規制を与えました。この規制とは地盤改良にセメントを
使用する際、事前に六価クロムが発生しないかどうかを溶出試験によって
測定するというものです。しかし、民間工事においてはこのような規制は
されておらず、六価クロム溶出試験はされていないのが現状です。

土壌汚染対策法

2003年2月に施行された「土壌汚染対策法」は土地所有者は「六価クロム」
などの汚染物質が発見されれば、自費で土地を浄化しなければなりません。
もし自分の土地で汚染物質が発生したら、土地の所有者は自分や家族の健康を
害するだけでなく、その土地の資産価値を下げてしまう危険性があります。

地価評価算定(例)

例えば、地価評価の計算で考えると、改良前に750万円の評価がある土地に
施工したセメント柱状改良を撤去する費用が240万円かかるとすると改良後
の地価評価は510万円に下がってしまいます。このような事態を起こさない
ようにするためには、リスクの無い地盤改良工事を選ぶことが大切です。

天然の素材にこだわった地盤改良

ハイスピード工法
「ハイスピード工法」は天然の砕石だけを使って地盤をしめ固め地盤全体
強くする地盤改良です。完全無公害で人や環境への影響がなく、地中
埋設物になりません。使用する砕石は何年経っても錆びない、溶けない、
汚れない。だからいつまでも地盤はクリーンなままです。

目には見えない地盤の中だからこそ、本当に家を支えてくれる地盤改良・
補強工事を選ぶことが必要です。そのためには自分の土地とこれから
建てる建物にあった工法を慎重に選ばなければなりません。

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