土地と地盤研究会

凍結深度と基礎との関係

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
地盤についての基礎知識

今回は、「凍結深度と基礎との関係」についてお話しします。

凍結深度とは、冬場の寒さによって地盤が凍る深さのことをいいます。
土の中は暖かいと言われることもありますが、地面は水分を含んでいる為、
冬場に気温が0度以下に下がるような寒冷地では、地表から下の一定の
深さまで地盤が凍結します。この凍結する深さを「凍結深度」といいます。

地盤の凍結の影響を受けない基礎構造に

水は氷に変わるとき、9%も体積が増加します。マイナス20℃での氷の
膨張する力は「20000kN/㎡(キロニュートンパー平方メートル)」にもなる
言われています。この膨張する際の力が、基礎を押し上げて建物を傾けて
しまったり、又は基礎のコンクリートをひび割れさせる原因となります。
このような被害を避けるためには、地中の凍結深度の限界である凍結線より
下に基礎の底板を設ける必要があります。これにより、地盤の凍結の影響を
受けない基礎構造となります。

寒冷地で建築をする際には確認を

凍結深度については、建物の安全等を確保するため建築基準法第40条の規定
に基づき地方公共団体が条例で定めている場合がある
ので、寒冷地での建築を
計画する際には役所、もしくは検査機関等に照合する必要が
あります。
また、各自治体のホームページを見るか、直接問い合わせをすれば、規定指導
されているかを容易に確認することができます。例えば北海道では、60㎝以上、
長野県では、45㎝以上と規定されています。

標高が高い地域でも調査が必要

凍結深度が定められていない地域でも、標高が高い地域では冬期の気温が低い
ため平地よりも地盤が凍結する深さが大きい場合もあるので注意が必要です。
そのため、凍結深度が定められていない地域でも、過去の気象情報を活用して
1月や2月の気温を調査するのが良いと思われます。

寒冷地で設計する際には、凍結深度を考慮して設計しないと、構造体に影響を
与えるだけでなく、建築物が傾いてしまう重大な問題を起こしてしまう可能性
がありますので注意しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

地盤改良、液状化対策ならHySPEED工法

「日本の地盤を強くする」地盤改良・液状化対策なら
ハイスピードコーポレーションへお任せください!


「HySPEED工法」は、2007年4月に工法普及を開始して以来、約11年で施工ネットワークが全国157社(2018年3月現在)となり、2018年3月に全国施工累計が5万5千棟を達成いたしました。

地盤調査、地盤改良などお気軽にご相談ください!